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四国で初めて開催される全国研修会となった第55回全肥商連全国研修会は、『四国のにぎわい~農業新時代に向けて』との総合テーマの下、令和元年7月4日と5日の両日、香川県高松市にて開催されました。九州から参加した11名を含めた各都道府県部会からの参加者は129名、他に元売11名、賛助会員から17名、準会員等2名、そして行政関係・講師・事務局等32名という総勢191名が参集した会となりました。1日目は国際会議場での講演・講話そして体験談、2日目は小豆島や直島等に分かれての現地研修という盛り沢山のスケジュールも無事に終了し、多くの方が少なからぬ刺激を受けた大変有意義な研修会でした。 全肥商連メールマガジン(No.146)に掲載された研修会レポートを参考に、以下に報告させていただきます。 |
立石実行委員長 |
山森会長 | 大浦局長 |
国分部長 | ||
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立石晃一実行委員長による開会の辞で始まった第1日目は、全肥商連・山森章二会長の主催者挨拶、そして来賓の祝辞を農林水産省中国四国農政局の大浦久宜局長と香川県農政水産部の国分伸二部長からいただき、研修会が始まりました。 | ||||
農研機構農業環境変動研究センター 高田 祐介 様 クリックすると「農研機構/日本土壌イベントリー」が開きます。 |
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海外の土壌分類から始まり、現在開発されている「デジタル土壌図」の活用により、農業生産現場での様々な機能が進み、より適正・効果的な農業生産の実現が期待される研究が進めれらている状況についてご講演頂きました。 |
住友化学(株)アグロ事業部TPS推進チームリーダー 今西 欣也 様 クリックすると「住友化学/i-農力」のサイトが開きます。 |
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本来ケミカル会社であり肥料・農薬などのケミカルを製造販売していた同社が、潜在的に有望であると農業を位置づけ、現在では種苗や農場まで幅広く農業関連事業に進出している状況をご説明頂きました。 |
ヤマハ発動機(株)ソリューション事業本部 高田 祐介 様 クリックすると「YAMAHA/無人システム」のサイトが開きます。 |
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長年培った無人ヘリによる空中散布の蓄積されたデーターを基に、産業用マルチローター(ドローン)開発による精密農業の取組についてご講演頂きました。 |
1日目の研修会終了後は、会場を隣接するJRホテルクレメントに移し、149名参加の盛大な懇談会となりました。地元香川県の國時部会長の歓迎挨拶と乾杯の音頭で始まり、そこに阿波踊りの連“娯茶平”の方々25名が踊り入ってこられました。本場徳島でも3本の指に数えられるという連の方達だけあって、その素晴らしい踊りに魅入る者、そしてそれに混じって踊り出す者と、会場のボルテージは最高潮に達しました。笑顔で溢れた会場は、各地の会員同士が楽しく挨拶を交わす交流の場となりました。 | |||||||